高校生期末考査あれこれ

 2学期制の高校では期末考査が終了しました。すでにぞくぞくと結果が返ってきています。

 

 有隣塾で長く学習してきた生徒は定期考査対策が直前だけのものではなく、普段からの学習の積み重ねであることをよく理解しています。特に高校受験の際に岐阜新聞テストの過去問や入試問題の過去問を正解するまで繰り返し学習した経験があるので、自分が理解できるためにはどの程度の学習が必要なのかを身をもってわかっていることが大きなアドバンテージです。

 

 一方で、高校から塾に来た生徒や高校入試を体験していない生徒は根本的な準備の仕方が理解できておらず、思わぬ苦戦をする傾向にあります。もっとも有隣塾の高校生は小学生から通塾しているような有隣塾フリークのみなさんが多いので、たまにそういうことがあるという程度の話です。

 

 さて、テストの結果が良い場合はそれでよいのですが、悪かった場合にどのような分析をするのかも大切です。学習が圧倒的に不十分だったためにできなかった場合は反省も何もありませんが、それなりに学習していたのに結果が伴わなかったときは、理由をしっかりと分析しなければいけません。勉強の仕方に問題はなかったのか、準備の計画に無理はなかったか、特異な科目ばかり勉強していなかったか、などなど。

 

 有隣塾では高校生にはあまり勉強の仕方を教えることはありません(中学の間に話しつくしていて言うまでもないのです)。もちろん、新規の高校生は基本的な学習準備の仕方からしっかりと伝授しております。

 

 さあ、すっかり涼しくなって明日から10月です。10月は模試などもありますので、そちらも手を抜かずに頑張りましょう。また、3学期制の高校では中間考査がありますので、準備をぬかりなく。