10月になりました

 10月に入り、朝晩はぐっと冷え込むようになってきました。体調を崩しやすい季節ですので注意しなければいけませんね。

 

 高校生の期末考査は終了しましたが、3学期制の高校の中間考査が実施されているのでまだまだ気は抜けません。中3の第2回岐阜新聞テストも実施されましたが、結果はまだまだ努力が必要なようです。定期考査とは違い範囲が広く対策は難しいですが、本番の入試は中学生で学習した全範囲が対象となりますので、そろそろ慣れていかなければいけません。10月中旬には実力テストもありますし、1か月後には中間考査も控えています。今度の中間考査は12月の三者懇談前の大事な定期考査です。志望校に挑戦できる権利を得られるかどうかの重要な判断材料になります。

 

 かつてと異なり、学校では志望校について基本的に保護者と本人の意向を最優先し、どうみても無理な挑戦だったり、一か八かのばくちのような受験でも、きつくNOと言わない傾向が強まっています(あとで揉めるのが嫌なんでしょうね)。

 

 有隣塾は高校受験をばくちと同列に捉えるような進学指導はしていません。十分な努力を積み重ねてきたものこそが挑戦する資格を得るのであり、だめでもともと、受かればラッキーなどという姿勢で受験に臨むことはその後の人生にとってプラスになるとは考えていません。

 

 目一杯努力をした上で、それでも挑戦したいなら否定はしませんが、高校受験で失敗体験をして入学するより、やはり成功体験をして高校で新たな一歩を踏み出すことが次への意欲につながると考えています。

 

 もちろん、失敗をバネにして飛躍する可能性はありますが、それは十分に努力をした上での失敗であり、努力をしないでした失敗にはほとんど価値はありません。せいぜい「俺はまだ本気出していないだけ」という不確かな自信を生むだけです。

 

 入試本番まであと5か月。そろそろただの中学生でなく受験生への切り替えをしていきましょう。