いよいよ師走です

 各学校の定期考査も終了し、いよいよ明日から師走に突入します。

 2月初旬の私立高校入試まであと丸2か月、私立中学や大学入試センター試験までは1か月強という差し迫った時期に来ています。

 各中学校では12月初旬から三者面談が実施され、志望校などを伝えることになりますが、ここで一つ注意していただきたいことがあります。

 それは、

 

「過去に〇〇点でも合格した人がいる」「過去に内申〇〇でも合格できた」

 

 などの「与太話」に耳を傾けないことです。

 

 確かに事実として、そういった事例があったのかもしれません。有隣塾でも、どう考えても合格は難しい水準で強硬受験して、結果として合格した例はあります。

 しかし、それはあくまで「例外」であって、誰にでも通用する基準ではないということです。

 全く逆に、「〇〇点でも不合格だった人」や「内申〇〇でも不合格だった人」もいるのです。

 

 大切なのは、行きたい高校に狙いを定めたら、最後の最後まで目標に向けて頑張りぬくことです。

 それは、現時点で合格ラインに達している、達していないにかかわらず大切なことです。

 

 特に中3は生徒も保護者も初めての受験ということが多いため、様々な情報に惑わされがちです。

 

 いましなければならないのは、噂話程度の情報に右往左往するのではなく、一つでも上のステップに登れるように、最善の努力をすることです。

 

 その結果として、やや厳しい受験になるとしても、有隣塾はその生徒を最大限に応援します。

 しかし、やるべきこともやらずに無理やり実力に見合わない高校を受験するようなやり方は、有隣塾としては受け入れがたいものです。そうした生徒が「結果オーライ」で合格してしまうこともありますが、それは「偶然」であって、必然になるべく努力をした結果ではありません。

 

 私立高入試までの2か月、公立高入試までの3か月を目的意識をもってしっかりと乗り切りましょう。