大苦戦 中学 後期中間考査

 各中学の後期中間考査の結果が返ってきています。

 

 前期期末考査で伸びた点を維持できた生徒もいましたし、秋から有隣塾で学習を始めて、入塾前よりも伸びた生徒もいましたが、全体的にみると、飛躍した前回の期末考査からかなり下がる大苦戦の結果になっています。

 

 再三再四、忠告したように、後期中間考査は事前に準備期間に行事が入りやすく、長期の休みによる復習などのチャンスがないまま、授業が進行しながら試験直前まで範囲の授業が続くため、対策の難しいい定期考査です。

 

 もちろん、普段からワークや塾の学習で復習を心掛け、できる科目は先取りして学習しておくことで十分に対策は可能ですし、実際に、平均点が下がる中で得点を維持できた生徒は、それができていました。

 

 大幅に下がる苦戦をした生徒の多くは、「苦手である」という自覚があったにもかかわらず、「大丈夫だ」と思えるまで準備をしていなかったことが共通しています。

 

 また、試験直前の過ごし方も重要です。有隣塾は試験前は連日の特別対策をしていますが、今回はいつになく欠席が目立ちました。直前の3時間の学習は、2週前の3日間くらいに相当します。多くの生徒に前回の飛躍でやや油断があったのは否めません。

 

 まずは、気持ちを切り替えて、後期期末考査で挽回を目指すとともに、年明けの実力テストで結果を出せるようにしましょう。

 

 また、中3は年明けすぐに期末考査です。それが終われば、私立入試、公立入試と続く受験本番シーズンです。受験シーズンが始まれば、過去問演習などを中心とした学習に移行せねばなりません。苦手の克服のチャンスは12月中(冬休みは冬期講習で期末対策と岐阜新聞テスト対策)しかありません。

 

 寒くなってきました。体調を崩さないようにがんばりましょう。