有言実行のすゝめ

 12月9日(日)です。いよいよ今年もあとわずかですが、年内には実力テストもありますし、冬期講習もあります。年明けてすぐに第4回岐阜新聞テスト、後期期末考査とつづき、そして、いよいよ入試シーズンに突入します。

 

 後期中間考査で苦戦した分、今度こそはと捲土重来を期して頑張っている人が多いですが、1年、2年は(中高生ともに)やるべきことの多さに苦戦しているようです。

 部活だ、宿題ノート〇ページだ、調べ学習だ、なんだ、と「ねばならぬ」ことに追い立てられて、やるべきこと、やりたいことができなくなっているのは、このところの特徴ですが、それでも、自分なりのスタイルを確立すれば、時間を作り出すことは可能です。

 そのためには、まず、しっかりと目的意識を持つことです。目標として声に出すことです。日々の意識づけがあれば、実行への意欲もわいてきます。そして何より、言ったり、決めたりしたら、意地でもやり抜くことが大切です。

 

例えば、

 

「宿題なんてその気になればやれる」

「やる気が無いからやらないんだ」

 

 と説教する人が、毎回のように宿題の提出を遅刻をしているとしたらどうでしょう。

 なんの説得力もないどころか、「その気がないから」「宿題をやるための時間をつくらない」、つまり、この人は「俺はやる気がないんだ」ということをドヤ顔で説教たれてるというかなり恥ずかしい人になってしまいますよね。

 

 やはり、声に出すからには内容が伴わないと格好悪いです。

 

 社会に出れば、皆の前で目標を発表し、それに向けての達成計画をつくり、実際の結果を検証して、さらに高い目標へとステップアップするという経験をすることになります。

 

 学生のうちから、「有言実行」の習慣を身につけておきましょう。